コールセンターで働いて感じること

こんにちは、華音です✨

最近は、テレビでもアジアのコールセンターで働く日本人の生活が取り上げられているので、
手軽な移住方法として、関心をお持ちの方も多いかと思います。

海外で通用する語学力や技術があればいいのですが、私は英語も話せないし、
日本国内でしか通用しない自動車教習所関係の資格と、
趣味程度にしか使えない、ネイルの一番簡単な検定しか持っていないので、
何年か前から、ぼんやりと海外で生活したい気持ちは持っていたものの、
なかなか現実的にイメージできなくて、自分とは違う世界のお話だと思っていました。


でも、アジアでのコールセンターであれば、特別な資格やスキルがなくても、
どうにか採用や、お仕事ができるかもしれないと感じて、
思い切って、応募してみることにしたのでした。


ちょうど、心臓の手術を受けて仕事も辞めており、彼氏もいなかったし、
もともと家族とも折り合いも良くなく、
お金もなく、国内でしたい仕事も、できる仕事もそんなに思いつかず、
22年続けた自動車教習所の指導員は、とても情熱を持ってしてはいましたが、
いろいろと心身ともに行き詰まってしまっており、


守るものも、捨てるものも、何にもない自分は、
とても悲しくて寂しかったけれど、
なんて自由なのだろうと解釈して、大きなチャンスだと捉えることにしたのです。

性格的に、接客は向いているのはわかっていたので、
電話といえども、そこそこできるだろうと判断しました。


ただ、人生で、パソコンというものに、ほとんど馴染みがない…、
そこはかなり、懸念材料ではありました。


実際、1年8ヶ月ほど、勤務しておりますが、パソコンはやはり、
今でもちんぷんかんぷんですし、タイピングもヤバいし、
でも、コールはやはり、ソフトスキルが重要なので、私には得意分野のようで、
そこそこどうにかこなせています。


日本人のお客様対象の、カスタマーサービスなのですが、
コールセンターの業務の大半は、クレーム処理なので、
精神的に、ラクではないです。


理不尽に噛み付いてくる方、必要以上に暴言を吐いてくる方、
持論をどこまでも押し付けてくる方、
何時間ももはや関係のないムダ話をし続ける方、
人の話を全く聞かない方、
何百円の商品にどこまでもいろんなことを要求してくる方…


私自身にない感覚のクレーマーがたくさんいるので、
日本人ってこんな人ばっかだっけ…って、
なんだか、とても残念に思ったりしました。


いくらお客の立場であっても、人間同士なので、
最低限の気づかいは人として当然でしょうし、
貴重な人の時間というものを、
立場に関係なく、平気で搾取するのは勘違いだと思いました。


直接、顔を見て話さない、電話でのお客という立場になると、
こんなに横暴になるのかなとビックリしたりします。



泣いたこともありますし、
お客様に頼まれた商品のキャンセル処理ができなくて焦る夢を見たり、
疲れているのに寝付きが悪くて寝られなかったり、
ストレスはかなりあると思います。


特別なスキルは一見必要ないですが、
きちんとしたコールをするには、それなりに経験やセンスも必要ですし、
性格や適性にもよるので、どうしてもツライ方もいます。
だんだん会社に来なくなってしまって、辞めてしまう方も多いです。


ひとつの会社でコールセンターで勤続している人は、
そんなにいないと思います。


私が入社した時は、同期が11人いましたが、1年後には6人になっていました。
私は入社後8ヶ月で、部署移動をして、
新しい部署で入社してきたばかりの方たちと、一緒に研修を受けたのですが、
その時の同期は18人いたのですが、10ヶ月後の現在は5人になってしまいました。


コールセンターは、手軽に就職できるけれど、
やり甲斐や充実感を得るのは、なかなか難しい職場かなぁと思います。
今の部署は、ほんとに皆さまいい方ばかりで、
イヤな方がいなくて、そこは大変ありがたいです。
私は、日本で5回転職をしており、6つ会社を経験しましたが、
ここまでいい方ばかりの職場は珍しいと思います。


メリットとしては、服装や髪型が自由なところでしょうか。
指導員の時は、制服がありましたし、
髪型やヘアカラーは、あまり厳しくはなかったですが、
自分自身で節度は持っていましたし、
勤務時間が長くて、毎日時間に追われる生活だったので、
ゆっくりお化粧したり、髪の毛を巻いたりする余裕はありませんでした。


あと、毎日助手席に長時間乗っているので、
日焼けやシミもとても気になっていました。
助手席に長年乗り続けていると、顔の左側の方がどうしても日焼けするのです。


手袋もしていましたが、手も日焼けしたくなかったので、
気にしていました。

私はオシャレが大好きなので、
毎日楽しくメイクをして、好きな服を着て、好きな髪型をして、キラキラのネイル💅で、
ヒール👠を履いて、女子生活を楽しみたかったのです。

あと、毎日、お店でランチをする生活にも憧れていました。

その生活は叶っています💝
今は、更なる自由を求めて、いつかお勤めをせず、
全てにおいて自由な毎日を過ごせることを、目指しています。