今日は亡き父親のお誕生日でした

こんにちは、華音です😊

今は厳密には、24時を過ぎてしまい、日が変わってしまいましたが、
9月11日は、数年前に他界した、私の父親の誕生日で、
一般的には18年前の、同時多発テロの日ですね。

さすがに2つ、重なることがあると、毎年なんとなく、
忘れずに思い出しますね。


私の育った家庭は、当時かなり斬新な家庭で、
父は中学校の教師をしていて、
元教え子の14歳年下の私の母と再婚をしようとしたのですが、
既婚者だったため、元の奥様がどうしても籍を抜いてくださらず、
仕方なくそのまま母親と暮らし始め、
はたから見たら、実は籍が入っていないとは思わないほど、
普通のひとつの家庭として暮らしていました。
籍は最後まで入れられませんでしたが、父が亡くなるまで添い遂げました。


私たち子ども3人も、かなり大きくなってから、その事実を聞いたので、
何も疑問も持っていませんでした。


少し父親を擁護するために、事情も説明しておきますと、
父の元々の奥様は、父の兄の元々の奥様で、
父の兄が戦死をしてしまったそうで、子どもが2人いて、
当時よくあったことだそうですが、
弟である私の父さえ承諾したら、みんな丸く平和に暮らしていける的な、
その時代特有の感覚があったそうです。

私の母親と出会って、初めてほんとにこの人と一緒になりたいという気持ちが、
芽生えたのだと思います。



私は父親が42歳の時の子供で、当時としては、かなり遅めの第一子だったのですが、
更に、私の5歳下に妹が生まれ、更にその4歳下に弟が生まれました。

弟に至っては、早い孫くらいの年齢です。


でも、元の家庭に毎月養育費も払っていたり、
ひと目も気にして、ちゃんとした家庭をつくらなければという体裁や、
父親の職業に対しても、子どもができが悪いと恥ずかしかったりなど、
どこまで父と母が、何をどうしんどく感じていたかはわかりませんが、
どこかにプレッシャーや、無理していた部分もあったのだろうと思います。

母はいつもヒステリックで、毎日怒鳴り散らしていました。
父とはあまり接点がなく、何を考えているのかよくわかりませんでした。


兄弟も年齢が離れているので、接点がないといえばないので、
私には、子どものころから、安心して所属できる居場所がないと感じていました。


とても親子や兄弟の仲がいいご家族を見ると、羨ましいです。
私には、この人生では、手に入らなかったものです。

でもきっと、私にはその方がいい理由があるのでしょう。

どうも一般的なところには、何かにつけ向いていないようです。
だから、家庭に関係なく生きていける環境を選んできたのかなと、
やっと最近思えるようになってきました。


このブログでは、私の黒歴史も正直に書いていきたいと思っているのですが、
18年前のテロの日、私は不倫相手とホテルにいました。
ホテルのテレビで、ビルに飛行機が突っ込んで行く、衝撃の映像を見たのです。

どちらも結婚していて、ダブル不倫でした。
本当にお互いの人生のパートナーとなる過程の不倫ならまだしも、
当時は弱さゆえに、見失って、自分から逃げてしまっていることも多く、
その人がいないとその時は、やっぱり必要な人だったのですが、
かなり全てにおいて矛盾だらけで、私自身も精神的にボロボロでした。

そんな黒歴史真っ只中の、すごい精神状態で見た映像なので、
忘れられないのです。

この日になると、自分の育った家庭に根ざして、
抱えているものを、まだちゃんと昇華できていない自分や、
それゆえに、まだたどり着けていない気持ちを感じたり、
欲しくても欲しくても得られなかった理想の親子関係を、
少し諦めきれない自分に気づいたり、
辛くなってしまい、少しチクっとする日なのです。

ちゃんと幸せになって、心の底から、パパの元に生まれたおかけで、
今の私がいるんだと、本当にありがとうと言える日を、
ちゃんと現実にするために、自分を大切にしていきますね。

皆さまも、それぞれにいろんな事情や環境で、
大変なこともあるかとは思いますが、全てに心からありがとうって言えるくらい、
幸せになりましょうね💕